長崎の医院会見「泣き寝入りせず、身を挺して国提訴」
レポート 2021年11月12日 (金) 橋本佳子（m3.com編集長）
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策に伴う発熱外来の補助金交付の遅延を受けて、国を提訴した長崎市の本田内科医院院長の本田孝也氏は11月11日に会見し、「連絡できる限りのところに連絡をしたが、改善されるわけではく、八方ふさがりとなった。残された道は、法律に訴えるしかなかった」と理由を説明した。10月26日付で長崎地裁に提訴した。補助金未交付分と慰謝料を合わせ、国家賠償訴訟の請求額は約500万円だ。12月14日に、第1回口頭弁論が予定されている。...