女性医師の割合、29歳以下は35.9％に、2018年三師統計

厚生労働省は12月19日、2018年の「医師・歯科医師・薬剤師統計」の結果を公表した。女性の医師数は全体の21.9％となり、2016年から0.8ポイント増加。医療施設に従事する29歳以下の医師では、女性の割合が35.9％に上った（資料は、厚労省ホームページ）。 調査は医師法6条に基づき、厚労省が2年ごとに行っている。前回調査までは名称を「医師・歯科医師・薬剤師調査」としていたが、今回からは「医師・歯科医師・薬剤師統計」に改めた（前回調査の結果は『60.6％が専門医 取得、総合内科専門医が急増』参照）。 全国の届出「医師数」は2016年に比べ、2.4％増の32万7210人。男性が25万5452人（78.1％）、女性が7万1758人（21.9％）で、女性の医師数は前回比4265人増と0.8ポイント増加した。人口10万人当たりの医師数は258.8人で、7.1人増えた。 医療施設に従事する医師は31万1963人で、全体の95.3%と、前回比7204人増。男女の構成割合を年齢別に見ると、年齢階級が低くなるほど女性の割合が上がり、30~39歳で31.2%（前回比0.2ポイント減）と3割を超え、29...