「サル痘、疑い患者の情報提供を」厚労省が事務連絡
レポート
2022年6月2日 (木)
岩崎雅子(m3.com編集部)
厚生労働省は6月1日、欧州や北米を中心に患者の報告が相次ぐサル痘について、国内での患者発生の備え、疑い患者に関する情報提供と、検体搬送等への協力を求める事務連絡を自治体に発出した。
サル痘は現在、感染症法上で4類感染症に指定されており、感染者もしくは無症状者を診断した医師、感染疑いのある死体を検案した医師はただちに保健所に届け出を行う必要がある。
また、これまで国内での発生がないことから、当面は特定感染症指定医療機関および第1種感染症指定医療機関での受け入れを優先的に検討してほしいとした。...
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