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「鞄持ち」から始まったスポーツドクターの道 - 齋田良知・順大特任教授に聞く◆Vol.1

インタビュー 2022年2月26日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

 スポーツ医学を志す若手医師は大学病院などでの勤務が多く、スポーツ外傷のプライマリケアに触れる機会が得られにくい――。  順天堂大学スポーツ医学・再生医療講座特任教授の齋田良知氏は、『レベルアップ!スポーツ外傷の診かた』(日本医事新報社)を上梓した理由を説明する。副題は「若手×ベテランのタッグで治療のゴールを目指せ!」。自身も診療に携わる「いわきFCクリニック」(福島県いわき市)で経験することが多い30症例について、都内大学病院に勤務するコンサルト医「齋田」が、「現場ドクター」を遠隔で指導する設定で解説した書だ。  一時は、プロサッカー選手を目指した齋田氏。単独でイタリア・ミラノのプロサッカークラブ「ACミラン」に「留学」した経験もあるスポーツドクターとしてのユニークな歩みを踏まえつつ、本書の狙いなどをお聞きした。...