自然感染による抗体保有率、東京2.80%・大阪3.78%に
レポート
2022年2月18日 (金)
小川洋輔(m3.com編集部)
厚生労働省は2月16日の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードで、2021年12月に実施した新型コロナウイルスの抗体検査の速報結果を報告した。自然感染で獲得したとみられる抗N抗体の保有率は東京都で2.80%、大阪府で3.78%と、1年前より上昇した。ワクチン接種による抗体が含まれる抗S抗体の保有率は東京都で96.9%、大阪府で94.6%に達した。ただ、厚労省は「感染・発症・重症化の予防に十分な量の免疫が誘導されているかどうかは不明だ」と注意を呼びかけている。...
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