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第6波、第5波までとは全く目標が違う - 阿南英明・神奈川県医療危機対策統括官に聞く◆Vol.1

スペシャル企画 2021年12月17日 (金)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

 政府は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の次なる感染拡大を見据えた「保健・医療提供体制確保計画」で、ピーク時の病床使用率は神奈川県の第5波の実績を参考に8割を目安とした。  病床確保や入退院調整で苦慮する都道府県が多い中、神奈川県は、患者の状態などを指標化し、重症度に応じた入院先を決める「神奈川モデル」で知られる。効率的な病床運営の秘訣は何か、来るべき第6波に備えてどんな準備をしているのか。神奈川県医療危機対策統括官を務める阿南英明氏(藤沢市民病院副院長)にお聞きした(2021年12月10日にインタビュー。12月16日の神奈川県感染症対策協議会の会議内容も踏まえて全4回の連載)。...