最悪事態回避の水際対策「迅速な英断」、日医が評価

　日本医師会会長の中川俊男氏は12月1日の定例記者会見で、岸田文雄総理が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大防止のため、最悪の事態回避のため、水際対策を緩和の方向から一転して引き締めたと受け止め、「国民を守るための、迅速な英断だ」と評価した。 欧州の感染再拡大は「対岸の火事ではない」と気を引き締め、オミクロン株による第6波への懸念も呈し、その兆しがあれば、ワクチン・検査パッケージの運用を見直す必要性も指摘。体制が整えば、ワクチンの3回目接種の前倒しも検討する必要があるとの考えも表明した。...