「研修医には責任を取らせない」体制が自主性を生む - 武蔵野日赤マッチング◆Vol.2
インタビュー
2021年10月20日 (水)
聞き手・まとめ:岩崎雅子、佐藤夕(m3.com編集部)
──杉山先生は2013年に東京医科歯科大学医学部附属病院臨床教育研修センターから武蔵野日赤に着任しています。当時から臨床研修には力を入れていたのでしょうか。
当院は1999年に臨床研修部を発足するなど、今の臨床研修制度が始まる前から研修にきちんと取り組む長い歴史があります。私自身がそうですが指導医には武蔵野日赤で研修を受けた医師も多く、地道に臨床研修に力を入れてきた成果が積み重なり、土壌が熟成してきたのが今だと考えています。とにかく、「研修医を育てよう」という風土が、看護師も薬剤師も各技師も含めて、病院全体でありますね。指導医講習会も当院独自で行っていますし、医師だけでなくメディカルスタッフも全職種が参加するようにしています。...
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