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医師が「医療経済ジャーナリスト」になった理由-医師・医療経済ジャーナリストの森田洋之氏に聞く◆Vol.2

インタビュー 2020年10月30日 (金)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

医師・医療経済ジャーナリストの森田洋之氏に聞く 日本のコロナ対策「バランスの悪さが目立つ」◆Vol.1 医師が「医療経済ジャーナリスト」になった理由◆Vol.2 無借金でクリニック開業、診療報酬月50万円でも大丈夫◆Vol.3(近日公開) ――本書では日本の医療現場の構造的問題を指摘されています。 本の帯には「世界一病床が多い日本で、なぜ病院がすぐパンクするのか?」というコピーを付けています。コロナ禍を機に日本の医療の矛盾や問題点が、医療だけでなく国民生活に大きくのしかかるのを体感しました。そしてそれが世間で全く認知されていないことも実感しました。 「はじめに」では7つの質問をしました。 (1)病床が多いと平均寿命が伸びる?(2)全国どこでも同じような医療が受けられる?(3)医師が忙しすぎるのは医師不足だから?(4)医療も市場原理に任せる方がうまくいく?(5)地域の病院は減らしてはいけない?(6)公立病院の赤字は税金の無駄遣い?(7)病院がなければ高齢者は幸せに生きられない? この質問に回答する形で「日本の医療の不都合な真実」を解説しています。実はこの7つの質問、全て答えはNOです。特...