病院団体の独自調査、100床当たり2201万円の赤字

日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体は11月28日、「2023年度病院経営定期調査」の結果を公表した。直近のデータとなる2023年6月の医業利益は稼動100床当たり2201万円の赤字で、2022年6月の1789万円の赤字から拡大した。赤字病院の割合も70.2％で同64.0％から6.2ポイント増加した。会見した日本病院会の相澤孝夫会長は「私どもは入院基本料を上げていただきと主張している。そこを手当てしてくれない限りは経営のしようがない状況に陥っている」と苦境を訴えた（資料は日本病院会のホームページ）。...