レカネマブの薬価算定「通常のルールで十分対応可能」
レポート
2023年10月4日 (水)
橋本佳子(m3.com編集長)
中医協の薬価専門部会(部会長:安川文朗・京都女子大学データサイエンス学部教授)は10月4日、レカネマブ(商品名:レケンビ)の薬価の在り方について議論、診療側と支払側の双方とも、▽薬価算定は現行の原価計算方式もしくは類似薬効比較方式で算定、▽投与患者数予測は、現時点での見込みをベースにするが、予測以上に市場規模が拡大した場合には調整ルールが必要、▽レカネマブ投与に伴う介護費用の減少効果を踏まえた評価は今回の薬価算定には反映させない、▽薬価専門部会と費用対効果評価専門部会と合同で議論を進める――という4点を支持した。...
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