新型コロナ対策「平時への移行を図るタイミング」財政審建議

財政制度等審議会（会長：榊原定征・東レ社友・関西電力取締役会長）は11月29日、2023年度予算編成に向けた建議を取りまとめ、鈴木俊一財務大臣に手交した。新型コロナウイルス感染症対策として行ってきた大規模な財政措置から「今まさに例外から脱却し、平時への移行を図るべきタイミングである」と強調し、経済の下支えのための財政出動や、病床確保料などの補助金や診療報酬の特例、ワクチン接種費用などについて「順次、見直していくべきである」としている（資料は財務省のホームページ）。...