かかりつけ医機能「地域で面として発揮」、日医が第1報告

日本医師会会長の松本吉郎氏は11月2日の定例記者会見で、「医療機能情報提供制度」の充実・強化を進めていきつつ、「地域における面としてのかかりつけ医機能」を発揮していくことが、まさに「かかりつけ医機能の制度整備」であるとの見解を表明した。「一人の医師が24時間対応していくのは難しい」と指摘し、各医療機関が有している機能を発揮しつつ連携することで、地域という「面」で対応していくとの考えだ。連携に関する診療報酬上の評価や補助金等の活用も訴えた。日医は、同日付でかかりつけ医機能の制度整備に関する第1報告を公表した。...