泣きながらでも書きたい小説だった - 村澤武彦医師に聞く◆Vol.2
インタビュー
2022年1月31日 (月)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
――クラスター発生時は嫌がらせの電話を受けたとのことです。先生のご自身の体験を小説化するにあたって、懸念などはなかったのですか。
今回のクラスターへの一連の対応、僕自身の新型コロナ感染、父の新型コロナでの死亡など、小説に書いたことは別に恥じることではありません。もっとも、僕の感染や父の死は、地域の人はあまりご存じありません。さらに僕の家族や職員への影響などを考えると、ペンネームを使い、小説に登場する場所や名前などの設定は変える必要があると考えました。...
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