通常の再診やフォローアップにおいて最も大切なことは、家族の子育ての支援になります。子どもの日常を支えていることが最も多いのは家族です。子育ての中でのちょっとした気づきやつまずきに対して、日常的な子育ての助言を行っていくことはとても大切になります。例えば、ASDやADHDなどの発達障害を有する子どもはかんしゃくが日常的に起こりやすいことが知られています。その際に、診断のみを伝えても、あまり子育てに有用ではありません。その行動が見られる前後の状況を考えながら、家族ができそうな支援策を伝えていくことは大切になります。また、偏食がみられたり感覚過敏がみられたりする行動の際には、環境調整的な助言も有用です。...
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