小児（5～11歳）に対する新型コロナウイルスワクチン接種は行った方がいい？

過去最大の流行規模をとなっている新型コロナウイルス感染症（COVID-19）流行第7波では、若い年代での感染が目立っている。5～11歳の子どもへの新型コロナワクチンの接種も進んでいるが、小児については現時点でオミクロン株に対するエビデンスが確定的でないことから、努力義務の規定は適用されていない。m3.com意識調査では、医師会員に小児（5～11歳）への新型コロナウイルスワクチン接種に対する賛否を尋ねた。その結果、賛成が52.3%、反対が14.7%、どちらともいえないが33.1%と賛成が多かった。また、基礎疾患がない小児（5～11歳）の保護者から、「新型コロナウイルスワクチン接種をしなくてもいい？」と問い合わせがあった場合にどう答えるか尋ねたところ、「基本的には接種を勧める」が42.9%、「必ずしも接種しなくてもいいと答える」が37.6%と、やや前者が多い結果となった。（まとめ：m3.com編集部・後藤田広也）...