オミクロン流行で小児の後遺症は増えるのか【時流◆MIS-Cの今・後編】
新型コロナウイルスのオミクロン株が流行の主流となり、小児の感染者数が増える一方、小児多系統炎症性症候群(MIS-C)の頻度は減っている可能性が各国のデータで示されている。三重大学先天性心疾患・川崎病センターセンター長(三重大学医学部附属病院周産母子センター病院教授)の三谷義英氏は「日本では、もともとMIS-Cの頻度は少ないとされるが、オミクロン株の登場以降も診療上で留意が必要」との見解を示す。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以降の、MIS-Cの最新情報と課題などについて聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・坂口恵/2022年7月26日取材、全2回)...
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