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コロナ禍で子どもに増えた疾患、減った疾患

2022年6月14日  m3.com意識調査

長引く“コロナ禍”で、休校や学校活動の制限など、子どもたちを取り巻く環境は激変した。健康面では、新型コロナ感染症(COVID-19)以外の感染症への罹患が減少する一方、身体活動量の減少や不登校の増加などの問題が指摘されている。m3.com意識調査では、会員医師 856人に小児の健康を取り巻く社会環境の印象を伺ったところ、先進諸国に比べて「良くも悪くもない」とする回答が約半数を占めた。また、コロナ禍で減った疾患にはインフルエンザ、手足口病などウイルス感染症、感冒、喘息を挙げる声が多数寄せられ、感染症に伴う上気道炎、川崎病、感染性胃腸炎などの指摘も多かった。一方、運動不足に伴う肥満や体力低下、生活習慣病、学力低下のほか、メンタル不調、心身症、不登校、精神発達遅延などの増加を危惧する声も多かった。(まとめ・m3.com編集部)...