気温・気圧・天候の変化に注意 一次性頭痛、特に片頭痛は、気温や気圧などの天候の変化に敏感に反応する傾向があり「気象病」としての一側面もある。親子とも片頭痛持ちの外来診療では、ひどい頭痛の日が台風前夜、低気圧の日で親子が同期しているケースは多い。
また片頭痛患児は、「蒸し暑い」「まぶしい」は苦手なので、5~9月は季節的に頭痛の頻度が増加する可能性が高い。冬でも、暖房が効きすぎの、人が多い閉鎖空間などは苦手である。
■ 生理周期の把握(女性)
性周期が確立した女性は、月経開始前後数日や排卵前後などに片頭痛が起こりやすく、悪化しやすい傾向がある(月経関連片頭痛)。頭痛ダイアリーには生理記入欄があるので、自分の生理周期を把握しておくことは大切である。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。